プロダクティブ・プログラマ -プログラマのための生産性向上術 (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Neal Ford,島田浩二(監訳),夏目大
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近読む翻訳本の多くは、最初の1,2章にエッセンスが集中していて、後半は読むのが辛くなるんだけどこの本はちょっと違う。技法編と実践編の二部構成。一部の技法編はなんとなく昔読んだ18日発売のパソコン雑誌みたいな感じで、メタ度がたりないというか具体的過ぎるTipsで知ってる人は知ってるだろうし、そうでない人はふーん程度でながされそうな、私にはイマイチな印象。
なんとなく次のことわざを思い出しました。(s/魚/Tips/)
ベナンには、「魚を欲しがる友達に毎日魚をあげるよりも、魚の取り方を教えた方がいい」ということわざがあります。
http://d.hatena.ne.jp/maicos/20081030/1225380452
第二部の実践編からは趣が変わっておもしろくなるので、第一部で脱落せず第二部もちゃんと読む方がよいよ。特に立ち読みしてから買う人は、第二部に目を通してから買おう!
そうそう。「生産性」「生産性向上」そのものについての議論はまだ見つかってません。「生産性」を測る参考書にはならない感じ。